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2018年07月31日

坂田甲一新会長(トッパン・フォームズ(株)代表取締役社長)から就任のご挨拶

6月18日開催の第3回理事会において会長に選任された坂田甲一会長からのご挨拶とプロフィールをお届けする。

新会長に坂田甲一氏(トッパン・フォームズ(株)代表取締役社長)が就任

<ご挨拶>
 このたび、日本ダイレクトメール協会の会長にご指名いただきました、トッパンフォームズの坂田甲一(さかたこういち)です。佐藤前会長の5年間に渡ります功績を引き継がせていただき、その重責に身の引き締まる思いがいたしております。
 前会長の任期中は、「クラウド」「モバイル・ファースト」「デジタル・トランスフォーメーション」といったキーワードのもと企業の関心はデジタル投資に集中し、リアル媒体を扱う会員企業の多い当協会の運営につきましても会勢拡大等ご苦労が多かったのではないかと推察いたします。しかしながら、そのような向かい風の中でもしっかりと舵取りをされ着実に前進されましたことに、あらためて敬意を表しますと共に、心から感謝申し上げます。
 当協会は「ダイレクトメールの健全な発展」という理念のもとに1967年に設立され、半世紀に渡って業界・市場の拡大に寄与してまいりました。また、2013年からは「一般社団法人」として再スタートを切りましたが、ICTの急速な発達によるダイレクトマーケティングの激動期を迎え、「ダイレクトメール」の新たな役割の創造やビジネス構造の改革が喫緊の課題となっております。今回、第6回定時総会記念講演で登壇いただきました鈴木睦夫氏(日本郵便(株))のご講演「デジタルとアナログの融合はここまで来た!事例から見るコミュニケーションの最適化」におきましても、DM単体ではなくデジタル(eメール)と組み合わせるのが重要であること、デジタルとフィジカルのそれぞれの特長を活かした組み合わせが成果につながることなど、実験データを参考に語られておりました。私共トッパンフォームズは、昨年からデジタルハイブリッド、紙と電子の二刀流で情報管理ソリューションの新たな次元へのチャレンジを開始しております。その意味で鈴木氏のご講演の内容は、まさに「我が意を得たり」というものでありました。
 経済状勢は緩やかな回復基調にあると言われておりますが、足元のマーケットを見ると、いまだ厳しい先の見通しが立ちにくい状況が続いており楽観視できるものではありません。一方、混沌とした時代だからこそ、人の五感に訴えることのできるダイレクトメールが「本当に効くメディア」であることを市場に強くアピールする好機とも捉えることができると思います。そしてその利用拡大を目指しながら当協会の活動を推進していく所存です。誠心誠意、協会の発展のために力を尽くしたいと思いますので、会員各社様の当協会活動へのご理解、ご支援また積極的なご参加をよろしくお願い申し上げます。


<坂田甲一会長 略歴>
昭和31年 11月25日生まれ 宮城県出身
昭和56年 3月 東北大学 法学部 卒業
昭和56年 4月 凸版印刷(株)入社
平成11年 4月 凸版印刷(株)労政部長
平成19年 4月 凸版印刷(株)人事部長
平成23年 4月 トッパン・フォームズ(株)総務本部長
平成24年 6月 トッパン・フォームズ(株)取締役
平成28年 6月 トッパン・フォームズ(株)代表取締役社長(現在)

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